ビジネス英語フレーズ集

【ビジネス英語】メール編7:「承知しました」「了解しました」を伝えよう!

投稿日:2020年12月21日 更新日:

メール

今回は、ビジネス英語のメールで「承知しました」「了解しました」を伝える表現を学びましょう♪

ビジネス英語のメールで「承知しました「了解しました」を伝えるときには、「日本語より意思を明確に伝える必要」があります。

日本の文化と少し異なるので難しいですよね。

 

ではビジネス英語のメールで「了解の連絡をするとき」のフレーズについて学んで行きましょう!

戸田みどり
英語のメールで「承知しました」「了解しました」を伝えるときには、意思をハッキリと伝えましょう

ビジネス英語:メールで「承知しました」「了解しました」を伝える際の注意点

断るサラリーマン

日本語で「分かりました」は合意の意味で使われますが、英語では「理解した」と「合意した」の区別が必要です。

よく使われる英語表現として「I understood but not agree with you.(分かったけど同意していない」があります。

ビジネスの英語メールにおける手順としては…。

  1. メールへのお礼
  2. 理解したかどうかの連絡
  3. 合意するかどうかの連絡(合意しない場合は理由や代案を提示)

することが基本になりますよ!

ビジネス英語で「承知しました」「了解しました」と合意する場合の例文

Thank you for your mail. I understood the contents.I agree on your request and proceed it based on the schedule.

(メール有難うございます。内容理解しました、日程に沿って進めます)

Your mail has been confirmed, Thank you. I'll proceed the job according to the schedule.

(メール確認しました。有難うございます。日程に沿って進めます)

Thank you, I agreed to your request you emailed. I'll start the business to meet the schedule.

(有難うございます。あなたのメールの要求内容に合意します。日程に間に合うよう業務を開始します)

ビジネス英語で「承知しました」「了解しました」と言いつつ「合意できない」場合の例文

Thank you for your mail. I understood the content. However I cannot agree on your request due to the tight schedule.
If possible, Could you please extend the due date by two weeks?

(メール有難うございます。内容理解しましたが、日程が厳しく合意できません。可能であれば、2週間納期を延長して頂けないでしょうか?)

Thank you for your mail. But I reqret to say it's not possible to meet your request due to the budget.
I'd like to talk with you in detail how to resolve.

(メール有難うございます。ただ残念ながら費用上、対応ができません。対応策について詳細を打合せさせて下さい)

Thank you for sending the mail. I need more discussion to agree with you. Please let me know your convenience.

(メール送付有難うございます。合意の前に詳細打合せが必要です。ご都合をお聞かせ下さい)

戸田みどり
件「理解したけど合意しない」のか、「理解した上で合意するのか」どちらなのかを明確にさせましょう!

ビジネス英語:メールで「了解しました」「承知しました」を伝える例文(フレーズ)集

ABC

最後に場面に合わせたビジネス英語のメールで「了解しました」「承知しました」を伝える例文(フレーズ)を集めました!

カジュアルな表現(社内の同僚にメールする時)

基本的な日常メールにおいて、上司・同僚・顧客など相手によって単語を変える必要はありません。

またカジュアルな表現として、主語や目的語を省略したり(例:同意します=I agree with you→Agree)、短縮(例:ありがとう=Thank you → Thanks)はありますが、上司や顧客には避けた方が良いと思います。

英語で依頼について分かったと伝えるとき

まずメールを入手&確認した時点で、以下の表現を使います。

  1.  I confirmed your mail. (あなたのメールを確認しました)
  2. I confirmed your message. (あなたのメールを確認しました)
  3.  I've confirmed your request. (あなたの要望を確認しました)
  4.  Your mail was confirmed. (あなたのメールを確認しました)
  5.  Your mail has been confirmed. (あなたのメールを確認しました)
  6.  I checked your mail. (あなたのメールを確認しました)
  7.  I've checked your request. (あなたの要望を確認しました)
  8.  Your request was confirmed. (あなたの要望を確認しました)
  9. Your request has been confirmed. (あなたの要望を確認しました)
  10. I got your mail. (あなたのメールを入手しました)
  11.  understood your mail. (あなたのメールを理解しました)
  12. I understood the contents of your mail. (あなたのメール内容を理解しました)
  13. I've understood the contents of your mail. (あなたのメール内容を理解しました)
  14. I received your mail. (あなたのメールを入手しました)
  15. I've received your request. (あなたの要望を入手しました)

英語でメールの内容を確認したと伝えるとき

ビジネス英語に基本的に、「依頼について分かった」と、「メールの内容を確認した」は同じです。(先ほどと同じ表現が使用出来ます)

どちらも合意していないことを覚えておいて下さい。

英語で状況を理解したことを伝える時

こちらも合意ではなく、確認だけなので先ほどと同じ表現でOKです。

飲み会に誘われるなど業務外の内容の場合

お礼→対応可否の順で連絡します。

カジュアル・フォーマルで特に区別する必要はありません。

質問: Do you have a time to join a dineer tonight? (今晩、夕食をご一緒しませんか?)

合意: Sure. I'm looking forward to joining. (もちろんです。楽しみにしています)
断り: Thank you for asking, but I'm inconvenience today. (有難うございます。でも今日は都合がつきません)

フォーマルな表現(他社や目上の人にメールする時)

英語で依頼について分かったと伝えるとき

カジュアルと同じ表現で構いません。

目的語や主語を省略するのはやめましょう。

英語でメールの内容を確認したと伝えるとき

カジュアルと同様、「依頼について分かった」と「メールの内容を確認した」は同じです。

同じく目的語や主語を省略するなどしなければOKですよ。

英語で状況を理解したことを伝えるとき

こちらもカジュアルと同様に、合意ではなく確認だけなので、上記と同じ表現になります。

省略はやめましょう。

社外の人と親しい場合はカジュアルに?フォーマルに?

顧客の場合は、フォーマルが基本です。主語や目的語を省略する程度までにしましょう。

英語のメールで「理解した」上で「合意できる」場合の例文

  1.  I agree on your request. (あなたの要望に合意します)
  2.  I acknowledge your request. (あなたの要望に承知しました)
  3.  Certainly (承知しました)
  4. Absolutely(承知しました)
  5. Definitely(承知しました)
  6.  Sure (もちろんです)
  7.  No problem (問題ありません)
  8.  I proceed based on your request. (あなたの要望に沿って進めます)
  9. I'll start the job based on your request, (あなたの要望に沿って仕事を始めます)
  10. I'll start the job according to your request, (あなたの要望に沿って仕事を始めます)

英語のメールで「理解した」上で「合意できない」場合の例文

  1. I disagree on your request. (あなたの要望に同意しません)
  2. I cannot agree on your request because of tight schedule. (あなたの要望にはタイト日程のため同意できません)
  3. I cannot agree on your request due to tight schedule. (あなたの要望にはタイト日程のため同意できません)
  4. It's hard to agree on your request from the budget. (費用の面から、あなたの要望に同意するのは困難です)
  5. It's not possible to meet your request due to tight schedule. (日程が厳しいので、あなたの要望には対応できません)
戸田みどり
日本語のように「分かりました」と伝えるだけでなく、「OKなのか」「NGなのか」を明確にして、相手を混乱させないようにしましょうね。

まとめ

今回は、ビジネス英語のメールで「了解しました」「承知しました」を伝える例文(フレーズ)や注意点をお伝えしました。

英語のメールで「了解しました」「承知しました」を伝えるときには

  • 「理解した」「合意した」を区別する
  • 中途半端な表現をしない

ことが大切です。

 

日本語では「わかりました」だけで通じますが、ビジネス英語では中途半端な表現はトラブルの元。

特に「understand」は分かっただけで同意ではないので注意しましょう。

この内容は上司、顧客、同僚すべてに言うことが出来ます。

文化の違いということで少し難しいですが上手く使いこなして下さいね!

戸田みどり
「YES」なのか「NO」なのか。理解の有無だけでなく、しっかり伝えましょう!
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