ビジネス英語

日常英会話とビジネス英会話の違い5つ!勉強方法の違いも解説!

投稿日:2022年5月10日 更新日:

仕事中にパソコンを使用する男性

救急車
ピーポーピーポー・・・
戸田みどり
どうされましたか?何かビジネス英語でお困りですか?
はい、仕事で必要なのでビジネス英会話を学ぼうと思っているのですが、日常英会話との違いが分からなくて。
田中英介
戸田みどり
日常英会話とビジネス英会話の違いが分からないんですね?
はい。だからビジネス英会話で何を勉強すれば良いか分からず、困っています。
田中英介
戸田みどり
なるほど。ビジネス英会話は専門用語が多い代わりに、慣れてしまえば日常英会話より単純ですよ。
そうなんですか?ビジネス英会話と日常英会話で学習方法の違いはありますか?
田中英介
戸田みどり
ビジネス英会話を学ぶなら、ビジネスの場で良く使われる例文を覚えること。それから仕事で必要な分野の専門用語を覚えるのが良いでしょう。
詳しく教えて頂けますか?
田中英介
戸田みどり
分かりました!ビジネス英会話と日常英会話の違いと、ビジネス英会話と日常英会話の学習方法の違いをお伝えしますね!
お願いします!
田中英介

ビジネス英会話と日常英会話の違い5つ

スタートの看板

ビジネス英会話と日常英会話の違いは以下の5つです。

  • ビジネス英会話では、文を短縮しない
  • ビジネス英会話では、専門用語や業界用語など日常英会話では使用しない用語が多用される
  • ビジネス英会話では、丁寧な表現を使用する必要がある
  • ビジネス英会話では、場面ごとの定番の表現がある
  • 日常英会話では、スラング(若者言葉)が使われるが、ビジネス英会話では使用されない

ビジネス英会話では、文を短縮しない

日常英会話では「wanna(want to の略)」「gonna(going to の略)」のように単語の組み合わせを短縮することができます。

これら短縮表現は、日常英会話では頻繁に用いられますが、ビジネス英会話の場面では使用されません。

日本でも、会議の場で急に「今日の会議めっちゃ重要ですから!」のようなくだけた表現は使用しませんよね?

ビジネス英会話だけでなく、ビジネスの英文メールを送る際など、フォーマルな表現が必要な時は文の短縮はタブーです。

ビジネス英会話では、専門用語や業界用語など、日常英会話では使用しない用語が多用される

ビジネス英会話では、専門用語や業界用語など、日常英会話では使用しない用語が多用されます。

例えば「見積もり」「会計」「契約」「予算」のようなビジネスならではの単語の使用頻度が高いです。

また、例えばIT業界なら「リリース」「バグ」「インフラ」「開発フェーズ」「クラウド」のような業界専門用語が使われます。

例に挙げたIT業界では英語表現が多いので、発音さえ覚えればそのまま使用出来る単語もあります。

しかし、あまり英語表現を使用しない業界では、一から英語表現を覚える必要があるでしょう。

ビジネス英会話では、丁寧な表現を使用する必要がある

ビジネス英会話では、丁寧な表現の使用が必要です。

日本でも同じですが、英語社会でもビジネスの場では丁寧な表現が使用されます。

例えば、「Will you ~?(~してくれませんか?)」「Can you ~?(~してくれませんか?」ではなく「Would you ~?(~をして頂けないでしょうか?)」「Could you ~?(~をして頂けないでしょうか?)」のように丁寧な表現を選んで使用する必要があります。

ビジネス英会話では、場面ごとの定番表現がある

日本のビジネスの場でも「お世話になっております」のような定番の表現があるように、ビジネス英会話にも場面ごとに定番の表現があります。

例えば

「I am Taro Yamada,I`m in charge of  sales department.(私は山田太郎です。営業部の責任者です。)」

「Let`s go down to business.(さあ会議の本題に入りましょう。)」

のように、お決まりの表現がビジネス英会話にもたくさんあります。

日常英会話では、スラング(若者言葉)が使われるが、ビジネス英会話では使用されない

日常英会話では「Hi there.(やあ?)」「What`s up?(調子はどう?)」「No way!(まさか!)」「kindda(ちょっと)」のようなスラングが使われます。

洋画や海外ドラマを見ていると、スラングが多用されていますね。

先に挙げた文の短縮もそうですが、ビジネス英会話ではなるべく丁寧な表現が使用されるためスラングは使用されません。

これは日本でも同じですね。

戸田みどり
当然といえば当然ですが、海外でもビジネスの場では丁寧な表現が使われます。また、定番表現があるのも日本と同じですね。

ビジネス英会話と日常英会話の勉強方法の違い

仕事をする女性たち

このようにビジネス英会話と日常英会話では

  • ビジネス英会話では、文を短縮しない
  • ビジネス英会話では、専門用語や業界用語など日常英会話では使用しない用語が多用される
  • ビジネス英会話では、丁寧な表現を使用する必要がある
  • ビジネス英会話では、場面ごとの定番の表現がある
  • 日常英会話では、スラング(若者言葉)が使われるが、ビジネス英会話では使用されない

のような5つの違いがあります。

  • 発音
  • リスニング
  • 文法

といった基礎知識に関しては日常英会話もビジネス英会話も勉強方法に違いはありません。

日常英会話でも、ビジネス英会話でも、英語の基礎力は必須です。

日常英会話とビジネス英会話の勉強方法の違いは、下記の4つ。

  • 日常英会話では、ビジネス英会話に比べて幅広く単語を覚える必要がある
  • ビジネス英会話では、自分がビジネスで使う場面のやり取りの練習をするのが効率が良い
  • ビジネス英会話では、業界用語や専門用語を覚える必要がある
  • ビジネス英会話では、丁寧な表現を学ぶ必要がある

日常英会話では、ビジネス英会話に比べて幅広く単語を覚える必要がある

日常英会話では、話す場面によって、多種多用な単語が使われます。

例えば、「旅行先でよく使われる表現」「友達とショッピングに行った時によく使われる表現」「食事中によく使われる表現」のように使用場面を広げれば広げるほど、たくさんの単語を覚える必要があります。

そのため、どの程度まで英語を話せるようになりたいかの目標にもよりますが、目指すレベルによってはかなり多くの表現や単語の勉強が必須です。

それに比べてビジネス英会話では、例えば「会議中のフレーズ」「電話応対のフレーズ」「アポを取るときのフレーズ」などの中から、自分がビジネスの場で実際に必要なフレーズのみ覚えればOK。

日常英会話に比べて単語やフレーズの学習範囲は狭いです。

ビジネス英会話では、自分がビジネスで使う場面のやり取りの練習をするのが効率が良い

ビジネス英会話では、自分がビジネスで使う場面のやり取りの勉強を行うのが一番効率の良い学習方法です。

例えば、電話応対の機会が無いのに電話応対のフレーズを学習しても使用機会はありませんし、国内でテレビ会議をするのに英語が必要な方が、アポ取りの英語表現を覚える必要はありません。

必要なフレーズのみサクッと覚えて練習するのが効率の良いビジネス英会話の学習法です。

ビジネス英会話では、業界用語や専門用語を覚える必要がある

ビジネス英会話では、業界用語や専門用語を覚える必要があります。

これは日本語でもそうですが、相手の使用している用語の意味を毎回辞書で調べていては、会話が進みません。

IT業界ならIT業界、商社なら商社向けの単語がまとめられている単語帳で学習するのが良いでしょう。

ビジネス英会話では、丁寧な表現を使用する練習をする必要がある

ビジネス英会話では、日常英会話に比べて少し堅い丁寧な表現を練習する必要があります。

日常英会話のスクールに通ったり、youtbeやドラマ、映画などで英語を聞いていると、かなりフランクな口語表現が使用されていますが、ビジネス英会話ではこれらの表現は使用されません。

日本の敬語、尊敬語、謙譲語のように複雑な種類があるわけではなく、「CanやWillではなくCouldやWouldを使う」「なるべく丁寧な単語を用いる」のような具合に、学習自体は難しいことではありません。

しかし、慣れていないと「WouldではなくWillを使用してしまう」のように間違えやすいので、何度も練習する必要はあります。

戸田みどり
発音やリスニング、文法、などの基礎知識の学習方法は日常英会話もビジネス英会話も違いがありません。より丁寧に、あらかじめ想定された場面に上手く対応出来るかがビジネス英会話上達の秘訣ですよ!

まとめ

開かれた本

今回は、ビジネス英会話と日常英会話の違いと、勉強方法の違いをお伝えしました。

~ビジネス英会話と日常英会話の違い~

  • ビジネス英会話では、文を短縮しない
  • ビジネス英会話では、専門用語や業界用語など日常英会話では使用しない用語が多用される
  • ビジネス英会話では、丁寧な表現を使用する必要がある
  • ビジネス英会話では、場面ごとの定番の表現がある
  • 日常英会話では、スラング(若者言葉)が使われるが、ビジネス英会話では使用されない

~ビジネス英会話の勉強方法の違い~

  • 日常英会話では、ビジネス英会話に比べて幅広く単語を覚える必要がある
  • ビジネス英会話では、自分がビジネスで使う場面のやり取りの練習をするのが効率が良い
  • ビジネス英会話では、業界用語や専門用語を覚える必要がある
  • ビジネス英会話では、丁寧な表現を学ぶ必要がある

一見、ビジネス英会話は日常英会話より難しそうに思えます。

確かに、

・専門語や業界用語など難しい単語を覚える必要がある

・丁寧な言葉を意識しなければいけない

という点では日常英会話より難しい部分もあるビジネス英会話。

しかし

・日常英会話より学ばなければいけない単語の幅が狭い

・想定される場面が多い

ため、ビジネス英会話だからといって「難しそうだな」と身構える必要はありません。

あらかじめ想定出来るビジネスの場面の練習をしておくと、本番での効果は抜群!

例えば今流行りのオンライン英会話スクールの中でも、ビジネス英会話に強いスクールに通って、ビジネス英会話の場数を踏むのが上達の近道になるのでオススメです。

戸田みどり
悩みは解決しましたか?
はい、ビジネス英会話は日常英会話よりかなり難しいのではないかと思っていました。でも、そこまで大きく違いは無く、想定される場面の練習をしたり、必要な業界用語の単語を覚えれば大丈夫そうですね!
田中英介
戸田みどり
そうですよ、頑張って下さいね!
ビジネス英会話の実践もやってみたいので、オンライン英会話スクールの受講も検討したいと思います!
田中英介
戸田みどり
なるほど!それがいいですね!

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