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ビジネス英会話を独学したいなら、シーンに合わせた会話の練習が必要です
ビジネス英会話を独学するなら、大切なことは、とにかく場面に合わせてフレーズや単語を口に出す練習をすること。
英会話スクールに通わずにビジネス英会話を独学する場合、会話相手が不在のために
- 必要なフレーズ、単語、文法を暗記するだけ
- リスニングCDを聞き流すだけ
- 例文を読むだけ
になりがちです。
確かにビジネス英会話には、リスニング力や語彙力も必要。
しかし、大切なのは場面に合わせたフレーズを話す練習をすることです。
今回は、
- ビジネス英会話を独学する時に、場面に合わせたフレーズを話す練習が大切な理由
- 場面に合わせたフレーズを独学で練習する方法
についてお伝えします。
独学でビジネス英会話を学ぶ際、場面に合わせたフレーズの練習が大切な理由
ビジネス英会話を独学するなら、場面に合わせたフレーズを口に出して練習する事が大切です。
なぜなら
- フレーズをや単語暗記しても、使用頻度の低いフレーズはスムーズに話せないため
- フレーズや単語を何度も口に出すことで、聞き取る力もアップするため
- ビジネス英会話では、通常の日常会話に比べて想定出来る場面が多いため
です。
使用頻度の低いフレーズは、スムーズに使えない
ビジネス英語に限らず、英語の学習を独学でしようと思った時には単語や例文をたくさん覚えがち。
しかし、たくさん単語や例文を覚えていても、いざ使おうと思ったら
- スムーズに発音できない
- 語順や使い方が正しいか不安になる
- そもそも会話中になるとフレーズを思い出せない
といった経験はありませんか。
完璧に単語や例文を暗記したと思っていても、実際に口に出してみないと発音やイントネーションまで理解出来ているかは分りません。
また、正しい使い方かどうか不安になって、せっかく便利な表現を覚えていても、慣れている他のフレーズを使ってしまうことも・・・。
更には、普段勉強中は思い出せても、実際の会話の最中には、フレーズを思い出せなくなってしまうこともあります。
使用頻度が低い単語やフレーズは、このように本番では役に立たないケースがあるため、アウトプットする練習を積むことが大切です。
覚えて使えると思っていても、実際口に出して使用しないと「使える気になっているだけ」になってしまいますよ。
何度も口に出したフレーズは、聞き取り易い
ビジネス英会話を上手くこなすには、相手の会話を正確に聞き取ることが必要。
リスニング力があっても、聞きなれない単語やフレーズは、聞き逃したり聞き取れない可能性があります。
ビジネス英語のフレーズの聞き取り易さを上達させるなら、自分で口にするのが一番。
何度も何度も自分で口にしたフレーズは、スピードが速くても聞き取り易く、聞き逃しにくいです。
リスニングCDで聞いているだけでは、頭に入ってきていないケースもありますが、口に出して何度も練習したフレーズは、しっかり頭に残ります。
ビジネス英語では独特の言い回しもあるため、とにかくフレーズを口に出して練習することが大切です。
ビジネス英会話は想定出来る場面が多い
日常英会話は、どんな会話の流れになるのか予測しにくいため、
- 旅行へ行くのでホテルでの最低限の会話を覚えたい
- はじめて会うので、自己紹介のフレーズを覚えたい
のようにあらかじめ使用場面を想定出来ない限り、場面に合わせたフレーズではなく、会話中に英文を組み立てる事が必要なケースが多いです。
しかし、ビジネス英会話は
- 会議
- 電話の受け答え
- アポイントメントの取得
のように、ビジネスで良く使う場面をあらかじめ想定して練習しておくことが可能。
ビジネス英会話の書籍でも、場面ごとの会話のやり取りやフレーズが載っている物が多くあります。
そのため、あらかじめ場面に合わせた会話を練習しておくと、ビジネス英会話の本番がスムーズです。
場面に合わせたビジネス英会話のフレーズを独学で練習する方法
ビジネス英会話のフレーズを場面に合わせて独学で練習する方法は以下の通りです。
1.職場で英語を使う場面を洗い出す
まずは職場で英語を使うのが、どんな場面が多いのかを洗い出しましょう。
自分が業務中に遭遇する事が多い場面のフレーズを重点的に練習する必要があります。
2.練習が必要なビジネス英会話のフレーズを集める
練習が必要な場面のフレーズが多く記載されている書籍を探すか、ネットで必要なフレーズを探してまとめて下さい。
書籍の場合は、なるべくフレーズが多く、フレーズ集のCDがついているなど、発音も分りやすい物を選ぶのが良いです。
3.発音の確認
ネットで調べたフレーズや、音声の付いていない書籍のフレーズの場合は、1文の音声が無いかをネットで調べます。
無い場合は、単語ごとの発音を確認しましょう。
4.フレーズを会話形式に並び替え
紙でもスマホのメモでも良いので、集めたフレーズを実際の会話のように並び替えます。
学校の英語の教科書のように、2人の会話が交互に並ぶ形式です。
フレーズを覚えたり読んだりするだけでなく、会話形式で並べるだけでも、会話を組み立てる練習になります。
書籍の場合、既に会話形式で掲載されている場合もあります。
しかし、例文の索引ページなどがある場合は、一度自分で会話形式に並べてみた方が、ビジネス英語の会話力が付きますよ。
5.口に出して何度も練習する
最後に、作成した会話を何度も何度も口に出して読み込みます。
英会話スクールを利用しない場合は、会話相手はいませんが、とにかく口に出して会話の練習をして下さい。
最初は文字を見ながらスムーズに話せるように。
慣れてきたら、チラッと見たあと、メモを見ずに前を向いて話す。
最後は、ほとんど暗記で言えるようにしましょう。
6.慣れてきたら、フレーズを変えてみよう
作成した会話形式のフレーズに慣れたら、同じ意味で違う言い回しのフレーズに変更するなど、パターンを変えて練習します。
実際に英会話学校のビジネス用のマンツーマンレッスンで行っていた練習形式です
以上の方法は、実際に筆者がマンツーマンのビジネス英会話に通っていた時に行っていた練習方法です。
もちろん、英会話スクールのため
- 1人でフレーズを読むのではなく、講師と交互にフレーズを読んだ
- 発音が間違っている場合は、教えてもらえた
- 自分でフレーズを集めなくても、ビジネスの場面に合わせたフレーズ集の独自教科書があった
という点で独学とは異なりますが、
最終的には1文1文バラバラに記載されているフレーズを、自分で会話形式に組みかえる練習も行っていました。
1つ1つのフレーズの意味が分っていても、いざ自分で会話形式に整えようとすると、迷ったり間違えたりすることが多発。
失敗出来ない本番ではなく、あらかじめ自分で会話を組み立てる練習をし、実際に声に出して使用すると上達に繋がりますよ!
まとめ
今回は、ビジネス英会話を独学で学ぶ時に、場面に合わせた会話の練習をした方が良い理由、練習の方法をお伝えしました。
~ビジネス英会話を独学で学ぶ時に、場面に合わせた会話の練習をした方が良い理由~
- フレーズをや単語暗記しても、使用頻度の低いフレーズはスムーズに話せないため
- フレーズや単語を何度も口に出すことで、聞き取る力もアップするため
- ビジネス英会話では、通常の日常会話に比べて想定出来る場面が多いため
~場面に合わせたビジネス英会話のフレーズを独学で練習する方法~
-
職場で英語を使う場面を洗い出す
-
練習が必要なビジネス英会話のフレーズを集める
-
発音の確認
-
フレーズを会話形式に並び替え
-
口に出して何度も練習する
-
慣れてきたら、フレーズを変えてみよう
- 会話相手が居ない
- 発音のチェックをしてもらえない
- 本やネットで自分でフレーズを探さなければいけない
など独学でビジネス英会話を学ぶデメリットはあります。
しかし独学なら、好きな時にあまりお金をかけずにビジネス英会話を学ぶ事が出来るのが魅力的。
今回の記事を参考に頑張ってみて下さい!
ちなみに、ここ最近はオンライン英会話が盛んになってきたため、手軽にお金をかけずにビジネス英会話を習うことも可能。
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コース名 | 月額料金 | 1レッスンあたりの料金 |
日常英会話コース(1レッスン25分) | 5800円 | 187円 |
ビジネス英会話コース(1レッスン25分) | 9800円 | 316円 |
上記のように、日常英会話コースもビジネス英会話コースも格安で受講することが可能です。
日常英会話コースでも発音の練習やリスニングの練習なら可能ですが、ビジネス英会話の上達を目指すなら「ビジネス英会話コース」がオススメ!
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