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英語の会議についていけないなら、完璧主義を捨てましょう
電話会議や対面での会議、そして最近増えてきたWEB会議。
ビジネス英語を使うだけでも、日常英語に比べて苦労が多いのに、会議となると更に難関。
一語一句、聞き逃さないように頑張ってメモを取ろうとしても、「単語が分からない」「あれ、今何て言ったんだ?」「発音が聞き取りにくい」「誰かが話している最中に、別の人が話し始めて頭が混乱」「しかも自分が発言する内容も考えなきゃいけない」とパニックになってしまいます。
ビジネス英語での会議についていけないと感じたら、会議の英語を完璧に聞き取らなければいけないという気持ちは捨ててしまいましょう!
会議中の会話の一語一句を聞き取らなくても、重要な単語だけしっかり聞き逃さないようにすれば会議についていくことが可能!
なぜ英語の会議についていけないなら完璧主義をやめた方が良いのか、やめた後はどうすれば良いかをお伝えしていきます。

プロの同時通訳者ですら、会議中は15分で交代します
突然ですが、英語のプロの同時通訳者が会議の同時通訳を依頼された場合、複数人でチームを組んで15分で交代するという事をご存知でしょうか。
同時通訳は話し手とほぼ同時に通訳するため、とても集中力が必要。
英語一語一句を集中して聞き取り、意味を間違えないようにして伝えようとすると、英語のプロでもたった15分で集中力の限界がきてしまうんです。
英語を職業としてお金を貰っている同時通訳者でも、会議の同時通訳は連続して15分が限界。
それなのに、ビジネスマンであるあなたが、完璧に会議の英語を聞き取るのは無理な話です。
英語の会議に出席すると、「単語が分からない」「スピードについていけない」「ついつい会話のほとんどを聞き逃してしまった」という場面がありますが、全て完璧に聞き取る必要なんてありません。
むしろ、「ああ、今聞き逃してしまった」と思っているうちに、重要な内容を聞き逃してしまうことになってしまうかも。
会議についていけないと感じたら、完璧に聞き取ることを目指さず、重要な部分だけ聞き逃さない力をつけましょう。

英語の会議では、文脈を読み、重要なポイントだけ聞き逃さないようにしましょう
英語の会議では、文脈を読み、重要なフレーズだけ聞き逃さないようにするのが大切です。
例えば、序盤の挨拶や自己紹介などお馴染のフレーズはある程度聞き流してしまってもOK!
会議の序盤から力を入れすぎずに、少しずつ耳を慣らしていきましょう。
ビジネス英語では、難しい単語が使われることもありますし、スピードが速すぎて聞き取れずに焦りがち。
しかし、その単語や文章自体が聞き取れなくても、前後の文脈を読めば「おおよその意味」は分かります。
日常英会話と違って会議では議題に沿って話が進むもの。
定例会議ならだいたいの話の流れはいつも同じですし、事前にアジェンダが配られる会議なら、あらかじめ使われそうな単語の予習をする事も可能です。
日本の会議でも、会議中についつい集中力が切れて少し聞き逃してしまっても、なんとなく前後の話しの流れが分かれば会議についていけますよね。
話しの流れを意識すれば「そろそろ重要な話題になるな」ということも分かるので、単語一語一語に集中するより、文脈を読む練習をしましょう。
例えば、「Let`s get down to business.(本題に入りましょう)」「Changing the subject,(話しが変わりますが、)」「by the way(ところで)」のような定番のフレーズがきたら「あ、話題が変わるな」と分かります。
「I`m sorry(残念ながら)」
のようなフレーズなら「何かよくない報告があるのか」とネガティブな話題であることを予測することが可能。
そして形容詞、例えば「important(重要な)」「cirical(重大な)」が使われれば、その形容詞が修飾している名詞に注意を払う必要があることが分かります。
全ての文を聞き取ろうとすると、集中力も続きませんし、英語の聞き取りに集中するあまりに話の内容も頭に入ってきません。
英語の会議は最初から最後まで一語一句聞き取ろうとせずに、文脈を意識。
そして重要な話題に入った時に一気に集中するのが、会議についていけない時の対処法です。

英語のカタマリごとに文頭から訳すようにするのが、聞き取り精度をあげるコツです
会議の英語を聞き取るときに、一文聞いてから日本語でその意味を考えているのなら、今日からやめにしましょう。
文章を一文聞き終わってから日本語訳を考えてしまうと、その間に次の英文が話されるのでどんどんついていけなくなってしまいます。
例えば「We need to create a budget that includes the travel expenses of the project team.」という文章を訳してみて下さい。
「プロジェクトチームの旅費も含んだ予算を立てる必要があります」となります。
私達が普段使う日本語の文章なので、理解し易いですね。
これを、「私達は必要としている」「予算を立てることを」「旅費を含んだ」「プロジェクトチームの」のように文頭からカタマリごとに訳したらどうでしょうか。
日本語の語順と違うので、違和感を感じますよね。
しかし、「意味が分からない」ことはないはずです。
このように英語のカタマリで日本語訳することのメリットは、
カタマリで訳すメリット
- 次々と意味のカタマリを訳していくので、1つの文章を聞き終わるまで待つ必要が無く、素早く訳し終えることが出来る
- 1文を素早く訳し終えることで、次の文章を聞く余裕が出来る
- 1文が長い場合に「あれ、最初の方の単語、なんだっけ?」と思わずに済む
- 何度も慣れるうちに、英語を英語のまま理解出来るようになる
ことです。
『英語を1文聞き終える⇒頭の中で日本語通りの文章に組み立てる』という作業を行っていると、聞き取りのペースはどうしても遅くなってしまい、いつまでたってもネイティブのスピードについていくことは出来ません。
英語の会議についていくためにも、英語は意味のかたまりごとに文頭から順に訳していくことを意識してみてください。
"We need to create a budget that includes the travel expenses of the project team." を訳す場合
×「プロジェクトチームの旅費も含んだ予算を立てる必要があります」
◎「私達は必要としている」「予算を立てることを」「旅費を含んだ」「プロジェクトチームの」
日本語の語順を意識して、1文を全て聞いてから訳すのではなく、意味のかたまりごとに訳していきましょう!

自信がないなら、とにかく経験を積みましょう






会社で行われる英語の会議だけで慣れることが出来れば良いのですが、難しい場合は会議で使われるビジネス英語に触れる機会を増やす必要があります。
会議で使われるビジネス英語は、定番のフレーズや流れがあるので、慣れれば文脈や話題の流れを追い易くなります。
また、もちろん文頭から訳す癖をつけるのにも、リスニング力の向上や語彙力を増やすためにも、ビジネス英語の使用経験を増やすのが必須!
具体的には、アウトプットも出来る英会話が最適です。
単語やフレーズだけなら書籍でも学習出来ますし、リスニングCD付きの本もたくさんあります。
しかし書籍ではインプットばかりで実際の英語の会議を再現することはできません。
そしてリスニングCDの英語はゆっくりで丁寧でハキハキとした発音なので、リスニングCDの発音が聞き取れるようになっても実際の会議の英語は聞き取れないままです。
英会話スクールなら講師に頼んで速い英語で話してもらうことが可能!
また、必要な単語だけ聞き取る練習や、前後の会話から文脈を押さえる練習、文頭から英文を訳すトレーニングも行えます。
更に、アウトプットをたくさんしてビジネス英語の使用に慣れることも出来るので、一石二鳥!
ビジネス英語の会議に慣れて、会議についていけない状態から脱出するには、英会話スクールの受講を検討しましょう。

まとめ
今回は、英語の会議についていけない時の対処法についてお伝えしました。
今回のポイント
- 英語のプロの同時通訳者でも、15分しか集中力がもたない。会議で英語を使うだけの私達が一語一句を完璧に聞き取るのは無理!
- ビジネス英語は定番のフレーズや流れがある。文脈や話の流れが分かれば、会議についていくことは出来る
- 話題が切り替わったり、重要な単語が続きそうなフレーズや単語を聞き取ったら、集中して聞き逃さないようにしよう
- 会議中に聞き取る英語は、文頭から意味のカタマリごとに訳していくのが聞き逃さないコツです
それでも英語の会議についていけない!自信が無い!と思ったら、英会話スクールの受講を検討してみましょう。
英語の会議についていけない時に使えるフレーズ11個

会議の内容が分からなくなった時に、質問に使えるフレーズ
1.Do you mind if I ask one question?(すみませんが、質問してもよろしいでしょうか?)
2.I have a question about the materials I received.(頂いた資料について質問があります)
3.I`d like to ask you a question.(質問させて下さい)
英語が聞き取りにくい時に使えるフレーズ
4.Could you repeat that again?(もう1度言って下さい)
5.Could you say that again?(もう1度言って下さい)
6.Sorry?(もう1度言って下さい)
語尾をあげて使いましょう。
7.I don`t quite understand.(ちょっと内容がよくわかりません)
8.I don't quite follow you.(話についていけていないようです)
9.Could you speak up, please?(もう少し大きな声で話して頂けませんか?)
pleaseを付けた方が丁寧です。
canだと親しい間柄で使うフレーズになってしまうのでcouldを使うこと。
10.I’m sorry, you’re breaking up.(すみません、声が途切れています)
電話会議で声が途切れて聞こえない場合に使えます。
11.Could you please rephrase that?I`m not sure I understand what you mean.(簡単に言い換えて頂けませんか?意味がよくわかりませんでした・・・)
聞いても良く分からなかった文章を、もう1度簡単な言葉に言い換えてもらいたいときに使います。
「聞こえにくいです」「大きな声で言って下さい」「もう1度言って下さい」と言っても、単語の意味が分からないと何度聞いても分からないということになりがち。
そんな時、このフレーズが活躍しますよ。
1番便利なフレーズ
Could you please rephrase that?I`m not sure I understand what you mean.(簡単に言い換えて頂けませんか?意味がよくわかりませんでした・・・)








